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2008年 03月 30日

守・破・離

f0136906_13105525.jpgIFA住宅設計室の美術館巡りバスツアーに参加させていただき 滋賀県にある 佐川美術館へ メインは 陶芸家 樂吉左衛門さん監修の茶室見学。
この茶室のテーマが茶人千利休の教え「守・破・離」

「規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても もとを忘るな」

守破離とは、物事を習得する上での段階を三つに分けた言葉です。
「守」 師匠の教えを正確かつ忠実に守り、基本の作法、礼法、技法を身に付ける、「学び」の段階。
「破」 それまで身に付けた技や形をさらに洗練させ、自己の個性を創造する段階。
「離」 さらに前進させ、自らの新しい独自の道を確立させる最終段階。


水上に浮かぶ茶室へのアプローチは地上から一度黒く塗りこまれた地下へと誘われます。
そして暗いアプローチの先に水露地から光が漏れてきます。
ここで使われてる石はジンバブエ産の黒石、天井板や腰掛はバリの古木が使われています。
材料の選択にも 守・破・離 の精神が伺えます。


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水露地を抜け さあいざ茶室へ 闇と光の土間空間を抜けると

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そこには素晴らしい光景が 樂さんのイメージされた水面と同一レベルに浮かぶ茶室がありました。(手前のヨシが本当は目線にあり少し囲まれて雰囲気が本来の姿らしいですがこの日は刈られて間もない日だったそうです)
形式にとらわれない材料の使い方やイメージを形にするためのエネルギーに感服しました。

樂さんの陶芸展示のホールにトップライト 水面の揺らぎが打ち放しコンクリートに移りこむ様子 お客さんが次々と不思議そうに眺めてる様子が印象的でした

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このあと琵琶湖を見ながら美味しい食事のあと 滋賀県立美術館へ「ヴォーリス展」へ
ここでもパワーをもらい建築づくしの1日は終わり かと思いきや 戻ってから急いで打ち合わせに急行する慌しい一日でした。
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by f-daisaku118 | 2008-03-30 13:42 | 建物探訪
2008年 03月 28日

成田町の家 木加工

「成田町の家」に入れる材料の加工を工場でする」というので愛車スーパーカブで工場へひとっ走り! 工場では大工の滝さんが 建具枠、鴨居、敷居に丁寧に鉋をかけてくれている。
今回も引き戸を多用してる お子さんがまだ小さいので引き込み部で指つめ等ないように細心の注意をしないといけない。
滝さんとスケッチを交わしながら「ここのアキは5mm・・・いや3mm・・・いやいや建具の反りを考えてやっぱり5mm」と打ち合わせ 
昨日今日と鉋をかけ続けているので腕がパンパンになってるそう お疲れ様です。

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いつも無理聞いていただいてありがとうございます。
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by f-daisaku118 | 2008-03-28 18:23 | 成田町の家
2008年 03月 27日

花粉症

今日は朝から奈良へ 自分が建築士資格取得の為通っていた学校で一緒に勉強していた知人の設計した住宅の現場を見学させていただいた。
ものすごく久しぶりに会い お互いの話をして刺激になるいい一日だった。


f0136906_2121757.jpgさてさて、私fujiは重度の花粉症なのです。
フリスク、ミント飴を常備し クロレラはhige_fujiさんのお勧めで飲み始めたが効き目はまだない・・・
外出時はもちろん 事務所でパソコンに向かってるときもマスクをしてるが 眼鏡が曇ってどうにもこうにも・・・

しまいにはあまりのくしゃみ、せきの勢いで 胸がきしむように痛くなり病院でレントゲン
先生曰く 「今のところ骨に異常はないけどこのまま続くと 疲労骨折しますよ」って
なんだかなあ・・・  とうとう簡易なコルセットをつけるはめになってしまった。
最近では胸から腰まで痛くなる始末   トホホ
早く花粉の季節 終わってくれい!
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by f-daisaku118 | 2008-03-27 21:33
2008年 03月 25日

萱島駅の大クスノキ

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京阪 萱島駅にとても珍しい光景があります。
高さ20m 幹周り7m 樹齢700年 にもなる大クスノキが駅のホームと屋根を貫通しているのです。
当初 駅建設にあたり、この大クスノキは伐採 撤去される予定だったのを長年この木に愛着を持って接していた地元住民の反対で後世に残していく方向となり この珍しい光景が生まれたのです。
こんなに立派に育った御神木 伐採なんかしたらそれこそバチあたりますよね
もともとある自然や景色に敬意を払って設計に生かしていきたいものです。

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思わず 「となりのトトロ」 の歌を口ずさみたくなりませんか?

トットロ トット~ロ トットロトット~ロ♪♪
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by f-daisaku118 | 2008-03-25 18:37
2008年 03月 24日

宝塚カトリック教会 村野藤吾

先日 設計仲間シンクスタジオさんのマンションリノベーション オープンハウスに行ってきました。
こだわりのバスルーム フルオーダーのキッチンなど見所満載のお宅でした。
こちらは後ほどシンクスタジオさんのページにアップされると思うのでそちらで存分に堪能してください。

オープンハウスの後 写真家の母倉さん jungilさん becchoさんと村野藤吾さん設計 「宝塚カトリック教会へ

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村野さんの手記には 「白鯨がようやく安住の地をみつけ岸辺に打ち寄せられたとでも申しましょうか・・・・」と書かれています。 確かに外観 内部とも鯨のような教会です。
特に内部は天井板が緩やかに波打ち ハイサイドライトからの光 壁スリットからの光が印象的な空間を演出しています。

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村野事務所では粘土模型によるスタディーを行い設計をすすめていたようです。
この形をどのように創造していったのか経過をみてみたいものです。

村野さんの手記の最後に

「建物は完成いたしました。白鯨のような巨大な姿は皆様方の暖かい手を待ちのぞんでおります。素朴さということはこの建築の主目的の一つでありました。素朴で清潔な美しさがこの教会にみちあふれる時、建物は静かにいきづき、たたずまいを正すことだと思います。
 どうか皆様、手にさまざまな野の花や花の種をまぜ合せ、無造作にまき散らして下さい。
 四季折々の花々が咲き乱れる暖かい家庭的な雰囲気の教会堂になりますことをお祈りいたして居ります。」

村野さんの望んでおられたとおり 教会は信者の方に親しまれ 暖かい家庭的な雰囲気の教会として息づいていました。
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by f-daisaku118 | 2008-03-24 10:47 | 建物探訪
2008年 03月 21日

遊形サロン・ド・テ

京都の老舗旅館「俵屋」に泊まってみたい・・・とずっと思いつつ なかなか手が出ない。
いつかはきっと!とは思っているがいつのことやら・・・
なのでそんな憧れの俵屋の片鱗だけでも味わおうと 行ってきました
俵屋プロデュースのカフェ 「遊形サロン・ド・テ」

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町屋を改装したカフェの中は部分的に吹き抜けあり 奥の坪庭に面する部分は天井をあえて低く抑えて落ち着いた雰囲気をかもし出してるではありませんか さすがです。
家具・小物も俵屋名女将 佐藤さんのチョイスなのでしょう センスのいい調度品が空間を引き立てていました。

たまにはこんな空間に身をおいて時間を忘れてコーヒーを・・・まさに最高の贅沢ですね

メニュー広げてびっくり!「深煎りコーヒー ポットサービス 1200円」 ・・・ Σ( ̄Д ̄;)

でも俵屋の空気に触れることが出来たのですから (^-^)
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by f-daisaku118 | 2008-03-21 14:15 | ショップ
2008年 03月 19日

成田町の家 着工 解体作業

年末から進めていた成田町の家(マンションリフォーム)が着工しました。
仲の良いご夫婦と5歳の息子さん(A君)4歳の娘さん(Iちゃん)4人家族のためのお家です

和のテイストを大事にしながら「広い場所」「狭い場所」「明るい場所」「暗い場所」等を生活や心境の変化、また家族の成長に応じて、それらの場所を引き戸によって臨機応変につないだり閉じたりできるように計画しています。

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RC壁式構造 段のついたコンクリート垂れ壁に悩まされ続けました・・・
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by f-daisaku118 | 2008-03-19 16:48 | 成田町の家
2008年 03月 18日

京都祇園 美濃幸

修学院離宮の見学終了後 散策御一行は「折角京都に来たのだからここはちょっと奮発して料亭でお昼食べちゃいますか?」ってなことで行ってきました。
祇園 美濃幸 いざ暖簾をくぐり京都料亭初体験!

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料亭でキレイに手入れされた庭を見ながらお弁当をいただく・・・なんて贅沢なんでしょう。
食事の前にお抹茶 そして茶箱に入ったかわいらしい「お茶箱弁当」 上品なお味どす。

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お店の方のご好意で中村外二工務店が手がけられたお座敷を見せていただきました。

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f0136906_145537.jpgカウンターに座ったときの庭の切り方 簡素な佇まい 飾り棚に置かれたセンスのいい小物等等
優雅な大人の雰囲気が漂っていました。

まだまだ自分には早すぎるかな・・・
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by f-daisaku118 | 2008-03-18 14:17 |
2008年 03月 17日

コンクリート打ち

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今日は「堂山町の家」基礎コンクリートの打設
ポンプ車とミキサー車が到着しセッティング完了! いざ打設開始!
失敗が許されないコンクリート打ちの日はいつも緊張します。
今回はお施主さんの要望でスラブと立ち上がりを一発で打ちます。

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コンクリート打つ人 バイブレータで突付く人 コンクリートを平滑にコテで均す人
あとどれだけコンクートが必要か計算し指示を出す人 皆さん実に手際がいい。
お疲れ様です。
バッチリ精度出ますようにm(_ _)m  型枠を外すのが楽しみです。
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by f-daisaku118 | 2008-03-17 17:09 | 堂山町の家
2008年 03月 15日

修学院離宮

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先日 前々から行きたいと思っていた修学院離宮に念願叶い行ってきました。

修学院離宮は後水尾上皇の構想により 1659年に完成された山荘で御茶屋山の山腹から山裾にかけての丘稜に広がる山荘地には、上・中・下のそれぞれに独立した御茶屋を配し、赤松並木の連絡路で結ばれています。
三つの御茶屋を横への広がりを持たせて配置しながら、高さにも変化をつけて配置することでよりいっそう雄大なスケールを生み出しています。

下御茶屋 寿月観(じゅげつかん) 

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L型に配置し間が連なり それぞれの間の前面に明障子を建てて濡れ縁がめぐらされていています。深い軒 竹の軒樋 杮葺き(水に強いサワラの木を薄くスライスして何重にも重ねて作る屋根)のデザインがなんともいいんですよねえ・・・

上御茶屋 燐雲亭(りんうんてい)

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f0136906_1139840.jpg急な階段を上っていくと上御茶屋の中でも一番高いところにあるのが燐雲亭です 
景観展望の亭で余分な装飾はなく明障子を建てこんだだけの簡素なつくり
深く突き出した土庇の足元は叩き土間になっていて 「一二三石」といわれる赤い鞍馬石と黒い鴨川石が埋め込まれていてかわいらしい fuji好み (^-^)



上御茶屋 窮邃亭(きゅうすいてい)

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中島の小高くなったところに窮邃亭はあります
内部は18帖の一間でL型に一段上がった部分に肘掛窓があります。
ここで後水尾上皇がぼんやりと外の景色を楽しんだそうな・・・ こんな絶景を独り占めできるなんて羨ましいですね

実は今回 中御茶屋が改修工事の真っ最中のため「楽只軒」や「客殿」を見ることが出来ませんでした。残念・・・_| ̄|○


修学院離宮スナップ写真

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中御茶屋が見れなかったので残念で仕方ないので紅葉の季節になんとかもう一度訪れたいと思います。
今回の京都散策ツアーを企画して段取りまでしてくださった s/wさんありがとうございました
感謝です。

京都散策ツアーはまだまだ続きます。
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by f-daisaku118 | 2008-03-15 12:17 | 建物探訪